テニスコートの種類 特徴を徹底解説

テニスコートの種類 特徴を徹底解説

 

現在のテニスコートは5つあります。それぞれ特徴があり、ボールの跳ね方、バウンドしてからのスピード、走りやすさなど、プレイにかなり影響します。

その特徴をしっかりしっかり理解した上でプレイしないと、試合に勝つことも難しいですし、怪我にもつながります。

最後まで読んでいただき、いつも自分のプレイしているコートがどんな特徴なのかを理解しておきましょう。


 

目次

テニスコートの種類

サーフェスは5種類

  • グラスコート
  • クレーコート
  • ハードコート
  • オムニコート
  • カーペットコート

テニスコートの種類は5種類あります。コートによってプレイスタイル、戦略を考えていかないといけません。プロは四大大会やツアーでのコートサーフェスが変わるので、その都度調整しています。

それではそのコートの特徴を一つずつ解説していきます。

グラスコートの特徴

グラスコートとは芝生のコートです。ただ芝生の意地が難しいため、数少ない貴重なコートです。

※別名「ローンコート」ともいいます。

主な試合は7月に行なわれるウィンブルドンです。テニスファンでなくても知られている有名な世界大会です。この大会では紳士的に見える色である白いテニスウェアを着ることを義務付けられています。

グラスコートは維持に手間がかかるので採用しているところが少ないですね。

日本国内でも採用されているのは九州のテニスクラブだけです。

グラスコートの特性
・バウンドが低い

・球足が速い

イレギュラーバウンドが起こりやすく、芝によっては滑りやすい場合もあるので、試合時間が短いのも特徴です。

クレーコートの特徴

クレーコートは土のコートで、天候に影響を受けやすいコートです。

滑りやすいので、フットワークの技術も必要とされます。

主な試合は赤土の全仏オープンです。

日本のクレーコートは粘土質の地面に間砂土を敷いたイエロークレーが一般的です。

全仏オープンではレンガを砕いた土が敷かれたレッドクレーが採用されています。

クレーコートの特性
・バウンドを高く弾ませることができる

・球足が遅い

球足が遅いのは土にボールの威力を吸収されるためです。ボールを拾いやすくなるので、ラリー戦になることが多いのです。長時間の試合になることが予想されるので、肉体的、精神的体力をしっかり持っていないと勝つことは難しいでしょう。

 

ハードコートの特徴

ハードコートはアスファルトとセメントの表面を合成樹脂でコーティングしています。

ハードコートは世界中で一般的に使用されているコートで、1月下旬の全豪オープンや、8~9月の全米オープンで使われるコートです。

ハードコートの特性
・バウンドは高い

・球足は速い

ハードコートは、固いため足や腰など体への負担が大きいです。また滑りにくいので、靴がコートに引っかかり、足首を捻挫してしまうこともあります。

ハードコート用のテニスシューズを必ず使用するようにしましょう!

オムニコートの特徴

人工芝に砂を撒いたコートがオムニコートです。

オムニコートは砂の量でバウンドと球足が変わります。

・砂が多い場合は球足が遅く、バウンドは低くなります。

・逆に砂が少ない場合はハードコートに似たコートになり、球速が早くバウンドが高くなります。

私のいる関西の地域ではオムニコートがほとんどです。

カーペットコートの特徴

カーペットコートは、柔らかいじゅうたんのような素材を表面に敷いたコートです。

柔らかい素材なので、足腰に負担が少なく、初心者の人でもテニスを楽しむことができます。

また室内テニスでの使用が多いので、雨の日でもテニスを楽しむことができます。

カーペットの特性
・バウンドは低い

・球足は速い

大手テニススクールはこのコートを採用していますね。

まとめ

5つのテニスコートを紹介していきました。

特徴を理解することで、自分のプレースタイルを変えないといけません。

ただそれはプロ選手の話です。一般の方はオムニコートかハードコートでプレーすることが多いと思いますので、この2つのコートは理解しておきましょう。

また特徴を理解していると、試合観戦する時もラリーが長くなってる理由や、選手の立ち位置等の意味がわかると思います。

ぜひコートを理解してプレーする方も観戦する方も、テニスを楽しんでください^ ^

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この記事を書いた人

テニス歴22年
コーチ歴14年 (スクール7年 個人レッスン5年)

明石市在住
妻、長男7歳、次男4歳

趣味:テニス・料理

テニスが好きで好きで、常に研究してます!

夢はテニスコートを持って、
自分の小さなテニススクールを開業することです!

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