ストロークの打ち方② 初心者向け🔰
ストロークの打ち方②ということで、まだ①を読んでいない方は先にストロークの打ち方①を読んで来てくださいね。
今回は初めてテニスをする方向けにご紹介していきます。おすすめの持ち方、ラケットの引き方、ラケットの振り方を理解して、キレイなフォームを身に付けていきましょう!
おすすめの持ち方
初心者の方におすすめの持ち方は
イースタングリップです。
イースタングリップ・・・ラケットの面に利き手を添えて、そのままグリップエンドまで下げてきて持つ握り方です。
おすすめの理由は、面の向きと手のひらの向きが同じなので、ボールを押し出しやすく、パワーが伝わりやすく、ボールが当たった感覚を素直に感じやすいからです。
ボールの回転は、フラット(回転ほぼなし)か、フラットドライブ(少し縦回転がかかる)になりやすいですね。
まずはこの持ち方で初めていきましょう。
構え方
構えというのは、次の動作を早くできる状態のことをいいます。
下半身
一歩目を早く出すためにスタンス(足幅)を広めにとります。だいたい肩幅より少し広いくらいです。あと膝を少し曲げておくということも大切です。
上半身
次のテイクバックの位置によって構えるラケットの位置は変わります。
構える時のラケットの位置は、ラケットを引いた時の高さに合わせてください。
構えたところからテイクバックするところまでを、最短の距離にすることがポイントです!
ラケットを引く時の注意
ボールが飛んできてからの時間は短いです。
- ラケットを引く
- 打ちやすいところに動く
- ラケットを振る
この3つをボールが飛んでくる数秒の間にしないといけません。
ですので、ラケットを引く動作に時間をかけてはいけません。
構えからテイクバックの位置は最短距離
ということは覚えておいてください。
テイクバック(ラケットを引くこと)
テイクバックに関してはそもそも球感のある方と、球感があまりない方にわけて解説します。
これは今まで、球技をやってきたかどうかで差が出ます。正直これは仕方ないことです。
球技をしてこなかった方はこれから球感をつければいいだけの話です。その方法もお伝えしていきますので、安心してください。
球感のある方
球技をやってきた方はボールがバウンドしてからの予測ができると思います。なので、最初からラケットを立てて引くようにしてください。
ラケットを立てて引くと、打つ直前にラケットヘッドが落ちて、その落ちた反動を使ってボールにパワーを伝えられます。
楽にボールを飛ばせるので、コントロールすることに意識を向けることができます。
球感がない方
今まで球技をやってこなかった方は、球感がある人と同じようにテイクバックをしても、ボールがバウンドしてからの勢いがわからないので、ラケットの真ん中に当たらないか、空振りしてしまうことが多いでしょう。
でも大丈夫です!
私はそういう方を助けたくてブログを書いています!
練習方法
まずはラケットを引くのではなく、インパクトのところにラケットをセットします。ボールが飛んできたらラケットの真ん中に当てる、ということをやっていきます。
ラケットの真ん中に当たるようになれば、少しずつ後ろに引き始めます。
飛んできたらラケットを動かしてボールを前に押し出すイメージで打っていきます。
このラケットが後ろになればなるほど、テイクバックの位置からインパクトまでの距離が長くなるので、ボールに伝わるパワーが大きくなります。
最終的にラケットを立てて引けるようになれればオッケーですね!
スイング
スイングとはラケットを引いたところから、前に振ることをいいます。
スイングの軌道やスピードで、ボールの飛び方、回転量が変わります。
今回は一番シンプルなラケットの動かし方をお伝えきます。
インパクト時の注意点
インパクト時にラケット面がまっすぐ向いてることを確認しましょう!
持ち方がイースタングリップであれば、手のひらをまっすぐ前に向けて出せば、面もまっすぐ向きます。
押し出すイメージをもつ
ボールを打つ時のイメージは前に押し出すということです。
テニスって上に振ってるイメージがあると思います。これは前に押し出した結果、ラケットが上にくるからです。
上のイメージが強く、ラケットを上に振ってしまう人は面が上を向いたり、思った以上に山なりのボールになることがあるので注意しましょう。
フォロースルー
フォロースルー・・・インパクト後のラケットの動き
フォロースルーはスイングの惰性で終わってもらって大丈夫です🙆♂️
正直そこまで気にする必要はないです。理由はスイングの軌道、スピードでその都度変わるからです。
よくコーチから、打ち終わりはラケットを肩にのせてくださいねーって言われると思います。
「打つ時の意識が肩に乗せる」では、前に押そうとしているのに、無理矢理上に動かしたりします。
この無理矢理というのが力んでしまう原因になりますので、注意しましょう。
これはテニスの試合を見てもらうと納得してもらえると思います。
高い打点、腰くらいの打点、膝くらいの打点、それぞれ打ち方をスイングを変えています。スイングの軌道が変わるということは、フォロースルーの動きも変わるということになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
テニスを始めた方向けにご紹介しました。自分がうまくいっていない部分を見ていただき、上達の一部になれば幸いです。
テニススクールに行っている人はコーチのマンツーマンの時間を大切にしましょう!
入門クラスで人数が多い場合は、少ないクラスに振り替えたり、プライベートレッスンを利用しましょう。人数が多いクラスだと、効率がよくありません。
最近は各地方で、個人コーチがプライベートレッスンしている人が増えています。私もその一人です。そういうところで月一回でもしっかりできる時間を作るのも一つです。
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