パワーバランスが重要!バックハンドストローク編
テニスを始めて数ヶ月経つと、
必ずぶち当たる壁が、バックハンドストロークです。
気付けば苦手意識がついてしまい、悩み続けてる人が
多いのではないでしょうか。
今回はその悩みを少し解消できるのではと思います。
それではいきましょう!
9:1のバランスを意識しよう!
右手は添えるだけ
両手バックの方で安定しない原因との一つとして、
毎回、左右の力加減がバラバラになっているということです。
基本的には右手はテイクバックし、左手でスイングをします。
これを意識すれば、ラケットの面の向きは安定してくるはずです。
右手はテイクバックの時に面がぶれないように支えます。
テイクバックの基本は体をターンさせて行います。
ここで右手の余計な力は使わずに、
面をセットするだけにしましょう。(ここでいかに力を抜けるかがポイントです。)
右手は添えるだけにしましょう。
イメージはバスケットボールです🏀
バスケのシュートをする時、
「ボールを投げるのは右手で、左手は添えるだけ」
ボールがフラフラしないように左手は添えて、
右手はシュートする事に専念しますよね。
テニスのバックハンドも同じです。
打つ時の左手をいかに邪魔しないかが大切です。
テイクバックの時の右手は力を抜いて、
左手のスイングに専念させてあげましょう!
左手でスイング
右手で添えるだけできたら、後は思い切って左手の力を開放していきましょう!
左手で押し出してパワーを乗せるのか、スピンをかけていくかを決めます。
右手の力が入りすぎると内側に力が入ってしまい、左手で大きくスイングすることが難しくなります。右手は内側へ力がかかり、左手は外側へ振りたいってなると振り切ることができなくなります。
力をしっかり伝えてようと思うと、左手と右手が同じ方向に向かって、力が働かないといけません。
フラット系のスピード重視
フラット系というのはボールの回転が少ないショットのことをいいます。回転がかからないということはまっすぐボールが飛びますので、スピードは出ますが、ネットに近いところを通らないと、ネットミスにつながります。リスクが高いショットということは頭に入れておきましょう!
フラット系の打ち方はラケットを引いた位置からボールに対してまっすぐ前に出していきます。
ボールに対して下から入りすぎると山なりのボールになりアウトしてしまいます。また、上から入ってもネットミスしてしまいます。
ポイントは2つです!
・後ろから前に左手で最後まで押し切る
上手くハマれば、低く速いショットを打つことができます。
スピン系のつなぎ重視
フラット系とは反対に、スピードを落としてつなぎ重視のショットです。
次は山なりのボールになりますので、ネットミスのリスクは減り、回転がかかる分ボールが落ちてくれるので、アウトしにくくなります。
ただ、スピードは落ちますので、このショットでエースを取れることは少ないでしょう。
左手の動きは下から斜め上に向かってスイングすることになります。
・左手でラケットヘッドを返す
下から斜め上にスイングして、面が固まってしまうとフラットぎみに当たってしまいます。最後は左手でラケットヘッドを返すことで、ボールに回転がかかります。下の写真でイメージしてみてください。回転のかけかたはまた別の記事で解説していきます。
まとめ
どの項目でも左手というワードが出てきたかと思います。
バックハンドストロークは右手の力を抜いて左手でしっかり打てるかが重要だと思います。
フラット系とスピン系で打ち方も違いますので、自分がどっちを打ちたいかをしっかり理解した上で練習するようにしてみてください。
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