ストロークの打ち方 初心者向け①🔰
せっかくテニスを習うのであればキレイなフォームで打てるようになりたいですよね。ですが、あまりフォームに意識を取られると肝心のボールを飛ばすという根本的な部分が抜けてしまいます。まずは飛ばすことを考えていきましょう。
アウトするくらい打つ
まずはボールを飛ばす感覚を身につけていきましょう。フォームを先に身に付けましょうということを言われることもあると思いますが、私的には飛ばす感覚を身につける方が先かなと感じます。
単純にボールを飛ばせないと楽しくないですよね!逆にフォームこそ後から身につけられます。
まずはラケットを使って、これくらいの力を使えば、こんなに飛ぶんだなというのを感じてください。
遠くに飛ばすためのポイント
打点(インパクト)を体の前にする
打点(インパクト)というのは、ラケットとボールが当たるところのことをいいます。
ボールを飛ばすためにはラケットで押し出す力が必要になります。何かを押す時って無意識に体の前ですよね。これは一番楽な体勢で、力が入るポイントを体が覚えているからです。
テニスも同じことが言えますので、ボールを押し出すには体の前で打つことが大切になってきます。
ラケットを大きく振る
ラケットを大きく使うことで遠心力が働きます。自分が思っている以上に最初は飛ぶと思います。できるだけ早く、遠心力感覚を掴むことが大切です。
テニスはボールを打った上で、コートに入れないといけませんし、狙ったりしないといけません。
この感覚を自然とできるようになると上達は早くなります。楽な力でボールが飛ばせると、他のところに意識をできますからね。
ラケットのスイートスポット(真ん中)に当てる
スイートスポット
ラケットのスイートスポットの大きさは、ラケットによって異なります。フェイス(面の大きさ)大きければ、スイートスポットは大きいです。
初心者の方は102インチ以上のラケットを選ぶと良いと思います。おすすめのラケットは別記事で紹介していきますね。
真ん中に当てるポイント
さて、まんなかに当てるポイントですが、これは誰でもできます。
ボールを最後まで見る!
これに限ります!難しそうですか??ボールを最後まで見るというのは誰でもできます。
しかし、意外とできないんです。中上級くらいの方でもできていない人はいます。一番多い理由は、打つコースが気になって先に見てしまうことです。
気にしなくて大丈夫です!ボールを投げる時にまっすぐ投げようと思って、腕が横に出ることはないですよね。
あそこに打とうと思う気持ちがあればラケットはその方向に出ます。
なので、コースは気にせず、ボールがラケットに当たる瞬間まで見るように意識しましょう。
まとめ
初回でしたので、打つ前の心構え的な部分をお伝えしました。
まずは飛ばすことに着目して、
- ラケットのスイートスポットにあてる
- ラケットを大きく振る(遠心力を使う)
- 最後までボールを見る
この意識をしっかり持っておいてください。フォームはきれいであればかっこいいですが、ボールをしっかり飛ばせてコートに入る方が大切です。
この人変な打ち方だなーと思っても、その人にとっては一番飛ばしやすい方法なんだと思います。そういう人が意外と強かったりもしますしね(^_^;)
フォーム、形から入らないようにしてくださいね!
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